宇宙桜

宇宙で8か月間過ごした桜の種子から育った木がこの春、通常の開花年齢より何年も早く、しかも非常に驚くべき花を咲かせた。この「宇宙のミステリー」は、日本の僧侶と科学者たちを当惑させている。
国際宇宙ステーション(International Space StationISS)で時を過ごした桜の種から育った4歳の苗木は今月1日、通常より6年も早く花を咲かせた。桜が植えられている岐阜県・願成寺(Ganjoji)の僧侶たちは、あまりの開花の早さに驚いたという。
 願成寺の住職・梶田昌宏(Masahiro Kajita)さんは「成長がとにかく早いということで私どもも驚いている」と、AFPの電話取材に語った。「もとの桜のほうは、これまで種から発芽したことがなかった。後継ぎにあたる桜が生まれてくれたので、私どもは非常に喜んでいます。樹齢1250年といわれている老木です」

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